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2008.06.28 (Sat)

ちなみにわたしのお気に入りは安部公房

 はーいこんばんふがふがっ!☆
 ふらんどるちゃんでーす!☆

 まあちょっと聞いて欲しい。
 ちょっと前に秋葉原で通り魔事件がありましたね。
 犠牲者も多くて、わたしは心を痛める前に愕然としてしまったわけなんですけれども、その事件に関していろんなメディア、ならびに個人が情報発信してます。
 いろんな意見があるわけで、でもそれは別にかまわないと思うんですよ。
 不謹慎なのはどうかと思いますけど。お脳の辺りがおイカレになってるんだと思うんですけど。
 わたしはそういう事件にはあんまり興味がないんですが、たまたま見たMSNトップページから行けるところに、ある方がコラム書いていたので、ふと読んでみたんです。何の気なしに。

 ぶっちゃけると今から書こうとしてるのは悪口で、できれば引用したくないんだけど、うまく自分じゃまとめられない気がダンチなので、以下MSN産経ニュースより丸ごと引用。


【断 中村文則】「格好から」の犯罪

 秋葉原で連続通り魔事件があった。僕はこういう犯罪が起こる度調べるが、この容疑者には脱力感だけが残った。そもそも追い詰められ、通り魔という「よくある」模倣的な犯罪を起こそうという考え自体、発想が貧困だと思う。

 たとえばこの事件がまだなかったとして、ある純文学作家がこの事件と同じ小説を書いたとする。良識ある編集者なら、間違いなく書き直しを要求する。理由は、このような事件を起こす犯人として、その主人公の考え方があまりにも典型的で、妙な言い方になるが、『罪と罰』や『金閣寺』の主人公のような悲しみも深みもなく、あまりに薄っぺらいからだ。

 殺人を考え、破滅に惹(ひ)かれたのなら、ナイフを買ったり友人に迷彩服の購入方法を聞いたりするような、「格好から」入るのではなく、せめてドストエフスキーやカミュやサルトルくらい読破してもらいたかった。彼がどのような本を読み、どのような映画を観てきたか知らないが、このような模倣犯罪をするのを見る限り、大したものに触れていないだろう。

 社会が嫌い、家族が嫌い。僕はその気持ちはよくわかる。だが、まだ二十代の若さで、負け組も何もないだろう。破滅とは、もっと深刻なものだ。自分なりに、もっと考えを深めてほしかった。

 ギリシャ神話にあるように、その人間の人生が不幸か幸福だったかは、死ぬ時までわからない。彼も赤子だった時は、微笑んでミルクを飲んでいたはずだ。彼の人生はもっと違う方向に行ったはずで、そう思うと本当に悔しい。(作家)


 わたしはどちらかというとメガネをかけて真面目ぶって、くいくいメガネのつるを上げ下げしながら、よくわからない横文字を並べてるような割と駄目人間なんですけど、まあそれでもどっちかというとインテリのほうに分類されるんじゃないかと思う。思うんです。思うったら思うんです。
 読書もまあまあ好きでドストエフスキーやカミュやサルトルなんかも別に嫌いじゃない。
 暗い話ばっか書いてんじゃねーよっ!って思うこともあるけど。

 それでも、この作家さんの書き方にはちょっと引っかかりを感じるわけでございます。
 こんな書き方じゃ、まるで本を読んでる人はいろんなことを深く知っていて、読んでない人は全然知らないよ、とでも言ってるかのような印象で、まるで文学かじった中高生みたいだ……、ってのは割とどうでもいいんですよ。割と。

 これ、一言で言ってしまえば、ゲーム脳ならぬ純文学脳だと思う。言葉をいくら積み重ねても純文学は単なる純文学です。ぜーんぶそうです。全部すべてのものが、単にそのものだと、わたしは考えます。それを他のものと同じところに置いちゃいけないと思います。なるほど、踏み台にでも何でも使ったり愛したりできるならそうすればいい。でも、自分にとって同じところでも、人に当てはめちゃいけないと思います。わたしとわたし以外の誰かの人生とかそういう根幹的なものの学び方は違います。

 なんか偉そうな意見でいやなんだけど、彼がそういう立場に立ち続けるなら、なぜ人が死んだのか分からないんじゃないかって考える。実際に人が死んで、いろんな人生がめちゃくちゃになってるのに、薄っぺらいとかドストエフスキーとかそんなんじゃないでしょう? わたしはこれを破滅だと考えるけども、これが破滅に見えないなら彼は何を見ているんだろう?


P.S.>> タイトルや作家名を挙げて、これを読まないから駄目なんだ、とか、これを読まずして○○は理解できない、とかの言い方はやめて欲しいです。だって、本好きってのがそういう人種だと思われたら普通の本好きが生きづらくなるから。主にわたしとかが。すいません、乱読してなくて。ゆるい本好きですみません。すみません。それ読んだことありません。すみません。悲しみも深みもないバカですみません。確かに本はいいものだけど、文学をだけを絶対価値とするなら、いつの日か手痛いしっぺ返しを食らうんじゃないかなーって思います。ええ。
 
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